賃貸住宅にお住まいのすべての人必見!あなたの財産(敷金)を盗られないためのマニュアル!

知らないと損する!敷金最大返還マニュアル

賃貸住宅にお住まいの方のほとんどは、毎月の賃料の1~3か月分ほどの敷金または保証金(以下、敷金)を、契約時に預け入れしていると思います。

この敷金は、解約時にほとんどが戻ってくると考えている人もいると思いますが、実際には借り主が考えているほどの金額が戻ってこずに、貸し主とトラブルになるケースが多いのが現状です。

ほとんどの場合は、借り主が考えているくらいの金額が戻ってくるのが正しいのですが、借り主が敷金に関しての知識があまりない場合には、貸し主の都合のいいように計算され、借り主がクレームを言っても言い包められてしまうパターンが少なからずあります。

退去後のルームクリーニング、リフォームの費用負担は借り主?

何年間か住んでいた住居を退去をした後は、普通はそのままでは新しい借り主を入れることはできません。

最低でもルームクリーニングをして、汚損や破損しているところは修繕し、新しく入居を考えている人が見学に来た時に良い印象を持ってもらえる部屋でなければ、いつもで経っても空き部屋になっているままで、家賃収入が入ってきません。

そのクリーニング費用や修繕費用を誰が負担するかと言えば、貸し主としてはできる限り自分の負担を少なくして、前の借り主に負担してもらった方が助かるわけです。

しかし、実際には借り主が負担しなければいけない費用は、極僅かです。

住んでいる期間が長ければ長いほど、戻ってくる敷金は少なくなると勘違いしている人もいるようですが、それは間違いで、住んでいた期間が長くても短くても敷金から差し引かれる費用は変わりません。

普通に生活をしていて6~7年間も住んでいれば、当然室内のクロスや備え付けのじゅうたん、付属設備などは古くなり、退去後はクリーニングやリフォームをしなければ新しい入居者を入れられませんが、その費用は貸し主が負担するべき費用であり、借り主側は特別に壊したり汚したりしなければ、預けている敷金のほとんどは戻ってくるはずなのです。

知識がなければ何十万円も損をしてしまう!

しかし、一部の悪質な貸し主は預った敷金を、いろいろな理由をつけて戻す金額をできるだけ少なくしようとします。

意図的に様々な名目で返すべき敷金から差し引いて、極力貸し主が負担すべき費用を少なくしようとする貸し主もいれば、本当に知識がなくて勘違いをして借り主が負担するものだと思っている貸し主もいます。

借り主の方で知識がなければ、貸し主の言われるままに渋々承諾したり、またおかしいと思っても反論する知識がないために仕方なく言いなりになってしまう場合もありますが、それでは何十万円も損をしてしまいます。

50万円の敷金を預けていた借り主が退去する際に、修繕など諸々の費用が掛かったので返す敷金は無いと貸し主から言われ、裁判で争った結果、敷金から差し引くべき費用は2万円という判決が出て48万円が戻ってきた判例もあります。
知識がなく、貸し主から言われるまま敷金は戻ってこないと納得してしまえば、48万円も損をしていたことになります。

引越しの時には色々とお金が掛かります。
今まで住んでいた住居で敷金を預け入れしていた人は、敷金が戻ってくるのと戻ってこないのでは大きな違いですね。

トラブルになると、金銭的、時間的、精神的に大きな損をしてしまいます。

マンション

賃貸で住居に住んでいる人が、今の住居の解約時に損をしないように、貸し主とトラブルになって無駄な労力を使ったり、精神的に疲労したりしないためにも、敷金や賃貸住宅の知識を持ち、スムーズな引越しができることを願って、このマニュアルをご紹介します。

現在引越しを予定している人はもちろんですが、引越しの予定をしていなくても居住中に頭に入れておけば、解約時に損をしない知識もいろいろとご紹介していきます。

現在、賃貸の住居にお住まいの方の一人でも多くの方にお読みいただければと思っています。



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